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福島原発事故 放射能測定データを読み解く (2)

空間放射線量率(外部ひばく)については、各都道府県の測定データが公開されているが、必ずしも一般の方々に見やすい、理解しやすいものになっているかどうか分かりません。文部科学省からの公開データは、見やすく理解しやすいという点では多少問題があると思います。以下のNHKのウエブは一部の地域についてではありますがよく整理され見やすく理解しやすいものになっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html

他にもいろいろ工夫されているデータが公開されていると思います。時系列データといって、過去から時間を追って連続して測定している測定データには大きな意味があります。皆さまからの情報もお待ちしています。

しかし与えられる測定データがどのような場所で得られ、どのような測定器を用いて、どのようにして得られたデータであるか、注意が必要です。あくまで一つの尺度であるという考えも重要です。

空間線量率計は外部被ばく線量評価のために設置されていますが、その設置場所により、表示される数値に大きな違いがでます。同じ場所でもコンクリートの屋根の上での設置なのか、草地の上での設置なのかで、測定値に数倍の違いが出ることもあります。もちろん草地の上での設置の方が高い値になります。草地のほうが飛んできた放射能を効率的に捕捉するからです。空間線量率計は空気中の放射能だけでなく、まわりに沈着した放射能も計測しています。これは人間の外部ひばくを評価するという観点から重要です。

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