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福島原発事故 外部被ばくは今後どうなるか?

福島第一原発事故に由来する放射線の外部被ばくに関しての将来の予測です。

 

放射線被ばくには、外部ひばくと内部被ばくがあります。外部被ばくとは、外からの被ばく、すなわち大気中や地表に沈着した放射性核種が放出する放射線を外から体が受ける放射線被ばくです。内部被ばくとは、放射能で汚染した食べ物を食べる(摂取)こと、及び放射能で汚染した空気を吸う(吸入)ことによる放射線被ばくです。

 

外部被ばくに関して、事故直後には、放出されたさまざまな放射性核種により、周辺の住民の方々や我々も被ばくを受けました。周辺の住民の方々はかなりな被ばくをしたのではないかと考えられます。千葉市にある日本分析センターが野外に設置したゲルマニウム半導体検出器で検知した放射線の経時変化の図を公開しています。

http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/nodo.pdf

 

また314日から大気中の放射性核種を毎日捕集した大気中濃度などの結果を公開しています。

http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/taiki_kouka_back.pdf

 

外部被ばくに関しては、1年以上経過した今となっては、外部被ばくに影響する放射性核種はセシウム-137とセシウム-134の2つです。セシウム-137は半減期(放射能が半分になる時間)が30.17年、セシウム-134は半減期が2.065年です。詳しい説明は省きますが、このうち外部被ばく(空間線量率)に寄与する割合は、セシウム-13727%、セシウム-13473%ですので、計算により将来の外部被ばくが推定できます。この計算はそれほど難しくはありません。既に計算されたものを下記に引用します。

これは以下の資料からの引用です。

http://www.iri-tokyo.jp/oshirase/sasshi.html

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外部被ばく(空間線量率)は、除染等何もしない状態で、今から3年で現在の約半分、10年で約1/4になりますが、その後はあまり下がらず30年で約1/8程度となります。実際にはCsが土に浸み込んだり流れ出たりするのでもう少し下がると思います。

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