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エネルギー・環境の選択に関する意見(1)

パブリックコメント募集の期限が8月12日までに延長された。先日のNHKの特集番組でも指摘されていたが、これだけの大きな問題に対してはもっと時間が必要、との指摘にほんのわずか対応したのでしょう。

まだ最終版ではありませんが、とりあえずの私の意見です。

意見の概要(100字以内)

重大事故や発電に伴い生ずる放射性廃棄物処理処分などリスクの余りに大きい原子力発電の利用は避け、利用ゼロを目指す。節電に極力心がけ、再生可能エネルギーの開発や利用に英知を尽くして積極的に取り組む。

 

意見及びその理由(2500字以内)

現代社会では電力は人間生活になくてはならぬものとなっている。このため電力生産は必要だが、原子力発電はゼロを目指す。重大事故や廃棄物処理処分リスクの余りに大きい原子力発電の利用は避けなければならない。また人為による地球の環境変化を防ぐためには、過剰な温暖化ガスの排出は防がなければならない。そのため化石燃料の燃焼による発電は極力少ないのが望ましい。電気をつくることは環境になにがしかの負荷を与えるので、節電に極力心がけ、電力生産に関し再生可能エネルギーの開発に英知を尽くして積極的に取り組むべきである。

電力の地産地消が良い。地熱が使える地域、風力が使える地域、太陽光が利用しやすい地域、潮力が使える地域など、地域毎の特徴を生かした環境負荷の少ない発電方法があるはずである。都市部では表面積が大きい屋根などを利用し太陽光発電を積極的に利用すべきである。また電力の輸送によるロスはかなり大きいので、地産地消が望ましい。発電送電システム分離により、近くの地域同士の間で自由に電力をやり取りできるし、電力を融通し合える。自然エネルギー利用が生物の生命活動の基本である。人間もこの原則から外れてはいけない。

出力の大きい大規模発電方式は、なにかトラブルがあった場合の影響が非常に大きいので、あまり依存しすぎないことが肝要である。

再生可能エネルギー(自然エネルギー)利用技術は、日本の技術力をもってすれば、まだまだ革新技術開発の余地があり、それに伴って新しい産業を興すことができ、新たな雇用も生まれ、社会に活気が齎されるであろう。技術開発にはお金がかかるが、普及に伴いコストは徐々に下がるので、当初は再生可能エネルギーによる電力の買い取りを固定価格で行うことで、企業が積極的に技術開発に投資できるであろう。

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コメント

7/29も近いのでそろそろまとめようかな、と思い、前回ご紹介のサイトをみたら今度は8/12と書いてあったので、あれれ??と思った所でした。サスガ、素晴らしいまとめですね。

> 電力の地産地消が良い
> 出力の大きい大規模発電方式は、なにかトラブルがあった場合の影響が非常に大きい
コレは本当にそう思います。ゴビ砂漠での壮大なソーラー計画など耳にしますが、たとえスマートグリッドでも何があるかわからないので、リスキー過ぎると思います。

投稿: zun | 2012年7月24日 (火) 06時48分

zunさん コメント有難うございます。

私の意見は、これまで考えていたことをとりあえず文章にしました。

いろいろな意見のあることは、例えば資源エネルギー庁の「総合資源エネルギー調査会基本問題委員会」での録画や議事録を見てもよくわかります。↓

http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/index.htm

投稿: 寒立馬 | 2012年7月24日 (火) 21時55分

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